【飲食店向け/新潟】意味ない?インフルエンサー起用効果を感じるためには

新潟の飲食店でインフルエンサーを起用して反応が出ないとき、原因の多くは「どのインフルエンサーに頼んだか」にあります。
店の単価帯や、フォロワーの性別と年代、得意なエリア、そして料理のジャンル。この4つが噛み合っていないと、同じ投稿をしても席は埋まりません。
同じ店を紹介しても、インフルエンサーによって反応がまるで違う
インフルエンサーは「どれだけ人気があるか」より「どの層に支持されているか」で見え方が変わります。
フォロワー1万人で来店が20件出る人もいれば、5万人で1件も動かない人もいます。数字の大小だけではなく、そのインフルエンサーを見ているユーザー層と、店が呼びたい層が重なっているかどうかです。
1)単価帯がずれると、保存はされても来店にはならない
最も外しやすいのがここです。ランチ1,000円前後の店を紹介して支持を集めてきた人に、コース5,000円の店を紹介してもらう。投稿自体は伸びます。保存もつきます。「美味しそうだな、行ってみたいな」と思ってはもらえます。
しかし、予約の電話は鳴りません。
なぜなら、フォロワーが「行ける店」として見ていないからです。
逆もあります。日常的に高単価の店を回っている人に、コスパが売りの店を紹介してもらうと、フォロワーからは「いつもと違う」という受け取られ方をして、店の強みがぼやけます。
単価は店の性格そのものなので、ここを合わせないままインフルエンサーの選定を進めると、あとの調整でほぼ取り返せません。
目安として、その人が直近3か月に紹介した店の価格帯を並べてもらうと、合うかどうかはだいたい判断がつきます。
1〜2件ではなく、まとまった本数で見ることです。
2)フォロワーがどこに住んでいるかを、先に確認する
新潟県の面積は12,584.10平方キロメートルで、全国5位の広さです(新潟県「新潟県の概要」)。
県人口は2,044,257人(令和8年8月1日現在/新潟県推計人口)。
そのうち新潟市が753,876人(同日現在/新潟市推計人口)。
単純に割ると県人口のおよそ37%もの人が新潟市に集まっている計算になります。
裏を返せば、残りの6割強は県内の各地に分かれて住んでいます。
この分かれ方が、飲食店のインフルエンサー起用では効いてきます。
新潟市中央区の店を、上越方面のフォロワーが中心のインフルエンサーに紹介してもらっても、「おいしそうだけど遠い」で止まります。
県内という括りは、飲食店の商圏としては広すぎるということです。
3)ジャンルは「料理の種類」ではなく「食べ方」で見る
和食・イタリアン・中華といった分類よりも、フォロワーが何を期待してその人を見ているかで分類するほうが、実際の反応に近くなります。
県内で活動しているインフルエンサーを見ていると、ほとんどが次のどれかに寄っています。
- がっつり系:ラーメン、大盛り、肉。男性フォロワーが多く、平日の昼と夜に動きが出やすい。
- コスパ系:定食、ランチ、食べ放題。価格を軸に見ている層で、単価が上がると途端に反応が落ちる。
- スイーツ・カフェ系:女性フォロワー中心で、休日の昼に集中する。滞在時間が長く、回転を前提にした店とは相性が合いにくい可能性あり。
同じ「グルメを紹介している人」でも、この3つは客層がほとんど重なりません。店の業態と違う枠の人に頼むと、投稿の数字は出ても来店に落ちない、という結果になりがちです。
4)性別と年代で、席の使われ方まで変わる
20代女性のフォロワーが多いインフルエンサーの投稿を見て来たお客様は、2〜4人組で写真を撮りながら、空間とお話を楽しみつつ長く座ります。
30〜40代男性フォロワーが中心のインフルエンサーの投稿を見て来たお客様は、1人か2人で、短く食べてお店を出ます。
どちらが良いという話ではなく、店の席数や回転の設計に合うほうを選ばなくてはならないという話です。
例えば、カウンター中心の店に前者の女性グループを大量に呼ぶと、受けきれずに評価だけ下がることがあります。
一方で、後者の男性向けインフルエンサーを見て来たお客様は満足して変えられる可能性が高いです。
したがって、インフルエンサーを選定する上で、事前に投稿を通じて「誰に」「お店のなにを」「どう良く思ってもらいたいか」を決めておくことが重要です。
「何度か起用したが効果を感じなかった」の中身
ここまで4つの軸を挙げましたが、最後に大切な「効果」についてのお話をします。
私はこれまで何度か、「数回インフルエンサーを起用したが、特に効果を感じなかった」と話す飲食店の方からお話を伺ってきました。
実際にそう話す飲食店の方に理由を聞いていくと、多くの場合、「誰に」「お店のなにを」「どう良く思ってもらいたいか」が明確になっていないことが多くあります。
ほとんどの場合、「◯人に頼んだが手応えがなかった」という感想で止まっています。
それぞれのインフルエンサーがそれぞれどういったフォロワーを抱えていて、そのフォロワーがどういった飲食店を好むのかが明確になっていない状態では、「飲食店として何を伝えたいのか」という部分とのすり合わせができません。
またほとんどのお店では、来店がどれくらいあったのかが分からない状態になっていることが多く、これだと次にインフルエンサーにタイアップを依頼するときも同じ選び方を繰り返すことになります。
インフルエンサーによるタイアップ投稿の回数を重ねても精度が上がらないのは、人選が良くないという前述の要素のほかに、検証する材料を残していないから「良くも悪くも判断できない」というケースも多くあります。
起用したインフルエンサーのフォロワーはどういう人たちなのか、また投稿の前後1週間の来店数の増減はどうだったか?この程度でも、2回目以降の判断は大きく変わります。
当社は新潟に拠点を置いています。
県内のグルメやスポットを紹介しているインフルエンサーとは日頃からやり取りがあり、それぞれのインフルエンサーのフォロワーがどの年代で、男女どのくらいの割合なのか?また投稿内容を踏まえて、このインフルエンサーはどのエリアが得意か?などの情報をもとに、店舗の条件に合うインフルエンサーを提案しています。
また新潟県内には宿泊業・飲食サービス業の事業所・店舗が11,332件あります(令和3年経済センサス-活動調査(確報)産業横断的集計・新潟県)。
その中でもお客様から選ばれるために起用すべきインフルエンサーは、店ごとに答えが違います。
自分の店ならどの軸を優先すべきか迷いがある場合、お問い合わせフォームからご相談いただけます。
店の単価と席数、いま埋めたい時間帯を教えていただければ、起用するインフルエンサーの方向性はその場でお伝えできます。
もしご興味をお持ちいただける際は、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。